電気グルーヴのピエール瀧が麻薬取締法違反で捕まった時に思い出したのはこの曲です。
この曲を出したのが2002年。その次の年に岡村靖幸が覚醒剤取締法違反で捕まってしまって…。
こんなに周囲に薬物やってる人いて石野卓球は大丈夫なのかな(失礼)
そんな前置きはさておき本題!
この曲は岡村ちゃんの曲の中でも群を抜いてエロい。めっちゃエロいです。思わず二回言ってしまうほど。
彼の曲は「好きな女の子を振り向かすために頑張るぜ、モテたいぜ」という童貞魂がウリかと思うのですがいつの間にかこの曲はその先に行っちゃってる。
“hey もっと自由に腰をふって そうもっと more
見上げる君の頬を つたいしたたる汗”
直球すぎるやろー!
いやそもそもタイトルの「come baby」自体直球なのですが。笑
これは石野卓球成分が成せる技なのか薬のせいなのか。
80年代風濃厚テクノにすごくねっとりとした歌い方の岡村ちゃん。すごくエロいです…(語彙力)
ガンガン曲を作って発表していた岡村ちゃんがある時から寡作になってしまったのは、女子高生がパンツ売ったり援助交際してるのを知ってショックを受けたからと言われてるんですね。(ロッキングオンジャパンのインタビューでもそう言ってる)
アルバム「家庭教師」から「禁じられた生きがい」まで5年も空いてしまったのもそのせいだし「禁じられた生きがい」の楽曲の端々から彼の混乱が伝わってきます。
彼の思う女の子像が破壊され尽くした結果薬物に走ってしまったんだろうな。でも薬物ダメ、絶対。
考えてみれば1999年に「セックス」というもっと直球のタイトル出してたな。この曲もなかなか歌詞がアレですがまだ岡村ちゃんらしさあるというか。
タイトルが直球でもまだやってない感ある。
「禁じられた生きがい」に入ってた「ビスケットラブ」でも女の先輩からのなんちゃらフレンドのお誘いにひいてた岡村ちゃんなのに…。
“現実逃避したくて今夜も making love”
ここまで岡村ちゃんの心はやさぐれてしまったのかと。それとは関係なく大人になってしまったのかもしれないけど。
この曲を発表して捕まって、「モン・シロ」「はっきりもっと勇敢になって」出して再度捕まったのですが、最近の曲を聴くに今はすっかりあちらの世界とはおさらばしたような。(と信じたい)
ここまで書いてあれなんですが「come baby」好きです。
シングルに石野卓球メインの「come baby」も入ってるので電気グルーヴの曲が入手出来なくて、電気サウンドに飢えてる人はこちらを聴きながら待ちましょう。
大丈夫、ピエール瀧もきっと帰ってくるから。